中古マンションの購入ができるアプリ「カウル」を運営する株式会社Housmart(東京・中央区、針山 昌幸 代表取締役)は、カウル会員の検索情報を元にした「東京23区 人気公立小学校区ランキング2022」と、東京23区公立小学校区別の中古マンション資産推移データをもとにカウルが独自に算出した「中古マンション値上がり学区ランキング」を発表した。
■ランキングの算出について
2022年10月、東京都教育委員会より「令和4年度 公立学校統計調査報告書【公立学校卒業者(令和3年度)の進路状況調査編】」が公開された。この調査結果をもとに、2022年度の東京23区内の公立小学校卒業生の国立・私立中学校への進学率を、区ごとに算出したところ、例年高い進学率で1位となっている「文京区」が51.4%で、本年度も1位となった。この結果を受けて、中古マンションの購入・売却ができるアプリ「カウル」では、学区から中古マンションを検索する機能から、物件の購入希望条件として設定された学区データをもとに、東京都23区の人気公立小学校を調査した。また、各学区内の中古マンションごとの価格を集計し、2022年11月1日時点の価格と3年前の2019年11月1日の価格を比較した東京23区公立小学校区の「中古マンション値上がり学区ランキング」をカウル独自のランキングとして公開した。
マンション購入検討者(カウルユーザー)「東京23区 人気公立小学校区ランキング2022」
高い進学率を誇る文京区にある名門公立小学校、通称「3S1K」と言われる4校が上位を占める結果となった。5位以降も人気の高い名門公立小学校がランクインしている。また、国立・私立中学校への進学率1位であることからか、上位20位のうち文京区が7学区ランクインする結果となった。
21位~50位はこちら:「2022年・都内公立小学校人気ランキング50位発表!マンション価格上昇と相関関係はあるか?」(マンションジャーナル)https://journal.kawlu.com/i5ibvzx2ef
東京23区公立小学校区「中古マンション値上がり学区ランキング」
中古マンションは3年前との比較では全体的に値上がり傾向だが、最も値上がりした学区は「江東区立第二辰巳小学校区」で約40%近い値上がり率となった。マンションの資産価値という観点では、人気小学校区が必ずしも値上がり幅が大きくなるとは言えないことがわかった。