生物科学関連のジャーナル「Nature Communications Biology」に8月31日、宇宙飛行を行ったNASAの宇宙飛行士の血液を調べたところ、DNAに突然変異が起きており、心臓病やがんの発症のリスクを上昇させるという研究結果が掲載された。宇宙線などの宇宙環境が関係すると考えられる。
すぐに病気になるような深刻なものではないと考えられているが、引退後も含め、宇宙飛行士のキャリアを通じた健康診断の重要性を浮き彫りにしている。
そして、複数の民間宇宙旅行会社が参入し活発になっている、宇宙への旅をビジネスにしようとする動きに疑問を投げかける結果となった。