岡山大学 大学院環境生命自然科学研究科を令和5(2023)年4月に設置

 国立大学法人岡山大学(岡山市北区、槇野博史 学長)は、令和5(2023)年4月に大学院自然科学研究科及び大学院環境生命科学研究科を再編・統合し、大学院環境生命自然科学研究科を設置する。

 岡山大学は、グローバル化や少子高齢化、DX化など急速に社会が変化する時代の転換点を迎えている現代において、社会や企業のニーズや期待に応えるために、既存の枠組みを超え、大学院生が身に付けるべき能力を意識した学修者本位の学びを軸にした、大学院教育の質的転換を目指し、大学院改革に取り組んでいる。

 理系研究科においては、基礎科学や応用工学の知識と技術に環境問題と食料問題に関する新しい学問体系を融合し深化することにより、自らが率先して課題を発見し解決するリーダーシップとトランスファラブルな力を有する「主体的に変容し続ける先駆者」として新たな価値創造と世界の革新に貢献する人材を養成することを目的に、既存の自然科学研究科と環境生命科学研究科を再編して「環境生命自然科学研究科」を設置するべく、文部科学省に申請していた。

 2022年8月12日付けで、環境生命自然科学研究科の令和5年4月からの設置が承認され、9月2日付けで設置報告書が受理された。

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