渡辺 明 名人 対 斎藤慎太郎 八段 9月10日(土)グランメッセ熊本 展示ホールC・D(熊本県上益城郡)
二回戦第二局。シード棋士で13年連続出場の渡辺明名人と、一回戦で木村一基九段を破った斎藤慎太郎八段の戦い。会場はグランメッセ熊本。事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。
対局の模様は15時10分からABEMAで生中継される。
二回戦第二局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogilive/slots/BS6yTVJG5WHyh1
両者の対戦は、渡辺名人の12勝5敗。最近10局では渡辺名人が8勝2敗とリードしている。
戦型は、矢倉が4局、角換わりが3局、後手の渡辺名人が角換わりを避けて雁木という将棋が2局、相掛かり1局。すべて相居飛車の戦いだが、前例に沿って戦いを進行するというよりも、その手前でお互いが変化していくものが多い。戦型予想は、両者得意の矢倉もあり得るが、角換わりで流行の局面に進むことも十分にあり得る。渡辺名人が後手の場合は雁木による力戦という選択肢も考えられる。攻めが得意な両者のため先手番は先攻して主導権を取るべく動きたい。それに対して後手番は端を手抜いて先攻を目指すか、相手の攻めに乗じてカウンターを狙うか。今年の名人戦の再戦は、序盤から目の離せないスリリングな戦いが繰り広げられるだろう。
■大会協賛趣旨(JTグループ)
「将棋日本シリーズ」は、今年で43回目の「JTプロ公式戦」と、21回目の「テーブルマークこども大会」が、同日同会場で開催される大会。「ひとのときを、想う。JT」は、日本の伝統文化である将棋を通じて、一人ひとりに新しい体験を届け、将棋を愛するすべての人の心が豊かになるようにとの思いから、大会を応援している。
■大会名義
主 催/公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後 援/文部科学省、開催地区地方自治体および同教育委員会、開催地区青年会議所等
協 賛/JT、テーブルマーク
■大会公式ホームページ
https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html