第25回俳句甲子園(主催:NPO法人俳句甲子園実行委員会、共催:松山市・愛媛県)は、8月20日(土)に大街道商店街特設会場で、開会式と予選リーグ、予選トーナメントを開催。8月21日(日)に松山市総合コミュニティセンターで、敗者復活戦、決勝リーグ、決勝、表彰式を開催する。
今回の俳句甲子園には、30都道府県76校101チームがエントリーし、全国大会には、地方大会や投句審査を勝ち抜いた18都道府県28校32チームが出場する。
松山出身の俳人・正岡子規が東京で通った共立高校は、後の開成高等学校で、この開成高等学校は、22年連続の出場で昨年度の優勝校。最多出場は、23回目となる愛媛県立松山東高等学校。都道府県別では愛知県の4校5チームが最多。山形県立山形東高等学校、栃木県立宇都宮中央女子・中央高等学校、鶯谷高等学校、桜花学園高等学校、智辯学園和歌山高等学校、旭川実業高等学校の6校は、今年、初出場となる。
8月20日(土)開会式・予選は、一般の方も観覧自由、21日(日)決勝戦は無観客で開催するが、松山市総合
コミュニティセンター・コミュニティプラザでパブリックビューイングを行う予定。
【第25回俳句甲子園全国大会 開催概要】
□名称 第25回俳句甲子園 全国高等学校俳句選手権大会
□主催 NPO法人俳句甲子園実行委員会
□共催 松山市・愛媛県
□会場・内容 8 月19日(金)松山大学カルフール
(組合せ抽選会、ウェルカムパーティー、
敗者復活戦用俳句創作)
8 月20日(土)大街道商店街特設会場
(開会式、予選リーグ、予選トーナメント)
8 月21 日(日)松山市総合コミュニティセンター
(敗者復活戦、決勝リーグ、決勝、表彰式)
(フェアウェルパーティー)
※新型コロナの感染状況で会場が変更になる場合があります
□出場チーム
<地方大会優勝による出場17チーム> ※(初)は初出場。
北海道旭川東高等学校A
岩手県立水沢高等学校
山形県立山形東高等学校(初)
福島県立磐城高等学校A
群馬県立高崎高等学校
栃木県立宇都宮中央女子・中央高等学校(初)
開成高等学校
神奈川県立横浜翠嵐高等学校
鶯谷高等学校(初)
桜花学園高等学校A(初)
名古屋高等学校A
洛南高等学校
智辯学園和歌山高等学校(初)
山口県立徳山高等学校A
愛媛県立松山東高等学校
愛媛県立今治西高等学校伯方分校A
興南高等学校B
※栃木県立宇都宮中央女子・中央高等学校について、表記上、略称の使用を許可いただいています。
学校合同チームではありません
<投句審査による出場15チーム>
旭川実業高等学校B(初)
青森県立弘前高等学校
海城高等学校A
海城高等学校B
立教池袋高等学校A
慶應義塾湘南藤沢高等部B
石川県立金沢泉丘高等学校
愛知県立幸田高等学校B
名古屋高等学校B
愛知県立豊橋西高等学校
岡山県立岡山朝日高等学校
山口県立徳山高等学校B
新田青雲中等教育学校
愛媛県立今治西高等学校
興南高等学校A
※参加校の中で、過去最多優勝回数(12回)は開成高等学校(東京)、
過去最多出場回数(23回)は愛媛県立松山東高等学校。
□全国大会の兼題
予選リーグ 七月(しちがつ)・日傘(ひがさ)・蚊(か)
予選トーナメント 草いきれ(くさいきれ)
決勝リーグ 竜淵に潜む(りゅうふちにひそむ)・ 良夜(りょうや)・秋刀魚(さんま)
決勝 十(注:漢数字の「十」)
*兼題とは…俳句や短歌などを作る時に、前もって出された題で作るもの。また、その題。
□試合方法
各校は5人1チームで、兼題に従って未発表の句を創作し事前提出。試合では、赤白に分かれて対戦。各チーム一句ずつ披露し、それぞれ制限時間内に質疑応答を行う。両者の句に対して議論が終了すると、複数の審査員が旗を揚げ判定を行い勝敗を決める。判定は、俳句の「作品点」と「鑑賞点」とを合計した点で行われる。予選リーグ戦は1試合3句勝負。予選トーナメントからは5句勝負。
□審査委員
高野 ムツオ 先生(小熊座主宰)
西村 和子 先生(知音代表)
中原 道夫 先生(銀化主宰)
星野 高士 先生(玉藻主宰)
小澤 實 先生(澤主宰)
夏井 いつき 先生(俳句集団「いつき組」組長)
髙田 正子 先生(藍生)
岸本 尚毅 先生(天為、秀)
如月 真菜 先生(童子副主宰)
阪西 敦子 先生(ホトトギス、円虹)
村上 鞆彦 先生(南風主宰)
西村 麒麟 先生(古志)
神野 紗希 先生(現代俳句協会副幹事長)