IoTスマートゴミ箱“SmaGO”、7月1日(金)から愛知県「名古屋港水族館」にて運用開始

 2022年7月1日、株式会社フォーステック(東京・千代田区、竹村 陽平 代表取締役)の展開するIoTスマートゴミ箱「SmaGO(スマゴ)」が、開館30周年を記念する「名古屋港水族館」(愛知・名古屋市)に2箇所6台設置され、運用を開始した。海に面した場所へのスマートゴミ箱設置で、海洋ゴミの削減をめざす。今回の設置は、名古屋市栄Hisaya-odori Parkに次いで、東海地方で二例目となる。

「SmaGO(スマゴ)」は、環境にやさしい、ソーラー発電で動くスマートゴミ箱。ゴミを自動的に約5倍に圧縮するため約600リットルもの容量を持つ。また、通信機能を通じてゴミの蓄積状況をクラウド上でリアルタイムに把握できるため、ゴミの収集作業を効率化でき、回収コストや、回収作業に伴うCO2排出量の削減が期待できる。2020年10月からSmaGOを設置している「表参道」においては、ゴミ箱の容量増加により街の散乱ゴミが大幅に軽減され、2021年6月から設置している渋谷の「RAYARD MIYASHITA PARK」では、ゴミの回収頻度が5割以下になっている。

 海洋プラスチックゴミが海の生き物の生命を脅かし大きな問題となっている現在、海にゴミを流出させないことや、分別・リサイクルの促進は重要な課題となっている。
 今回の名古屋港水族館への設置は、施設の美化や分別・リサイクルの促進はもちろんのこと、海洋プラスチックゴミの削減に繋がり、また来場者に海洋資源保全の大切さを伝えられると考えている。

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