川崎医科大の創始者が故郷・霧島市に地域枠 23年度から新設

 川崎医科大学(岡山・倉敷市)は2023年度入試から、鹿児島県霧島市在住者か市内の高校の卒業生、卒業予定者が対象の「霧島市枠」(1人)を新設すると発表した。運営する学校法人川崎学園を創設した川﨑祐宣氏の出身地が同市横川出身。学園は市と連携協定を結んでおり、枠設定は地域医療を担う人材育成が狙いだ。
 市枠は11月に出願を受け付け、同月に実施する総合型選抜。1次試験は英語、数学、理科(物理、化学、生物)による学力試験で、2次試験は面接。県内の医師や看護師ら医療関係者の推薦が出願の条件となっている。

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