学研の高齢者住宅「ココファン吹田SST」オープン

 株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)のグループ会社で、高齢者支援事業を行っている株式会社学研ココファン(東京都・品川区、森 猛 代表取締役社長兼COO)は2022年3月1日にサービス付き高齢者向け住宅「ココファン吹田SST」をオープンした。

Suita サスティナブル・スマートタウンにオープン
ココファン吹田SSTは、大阪府吹田市に完成予定の「Suita サスティナブル・スマートタウン」内「Gakken多世代スクエア吹田SST」にオープンする。

「Suita サスティナブル・スマートタウン(Suita SST)は先進企業15団体、吹田市で進める多世代居住型健康スマートタウン。
パナソニックが推進するサスティナブル・スマートタウンプロジェクトの第3弾で、関西初展開となる。学研グループは、ウェルネスサービス提供企業として参画している。

【Gakken多世代スクエア吹田SSTについて】
 多世代が健康で安心して暮らし続けられることを目指し、学研グループの教育・福祉サービスを総合的に提供する複合施設。この住宅は、福祉分野のサービス提供を担う。

【ココファン吹田SSTの特徴】
■IoT活用など最先端のテクノロジーを導入
1)感染対策
 ・最新技術サーマルカメラ:立ち止まることなく、通過しながら非接触で自動的に体表面温度を測定。
 ・殺菌線遮光方式殺菌灯:常時空間を除菌。
2)セキュリティシステム
 ・顔認証システム:「顔認証」コア技術を搭載したシステムで、不審者検知と幼児~認知症の方が建物外に出る際の確認を実施。

■介護予防・認知機能低下検知の取り組み
1)リズムサポート照明システム:高齢者の健全な生活リズム維持のため、共用部に生活リズムをサポートする「リズムサポート照明システム」を導入。
2)認知機能低下検知システム:サ高住居室にシステムを設置し、認知機能低下の検知を目指す。
※一部居室に限る
3)見守りシステム:センシング技術で、入居者の居室での状態や生活リズムをリアルタイムで把握。

■多世代の交流拠点
1)1F交流ホール:当住宅の1Fに地域の住民も気軽に立ち寄れる交流ホールを併設。
 ・多世代のシンボルとして、学研オリジナルのマーブルマシン装置を設置。多世代交流が自然に生まれる「仕掛け」としての役割を担う。
 ・ライブラリー:学研の書籍を、独自の方法で「見やすく」「手に取りやすく」「ワクワクするように」ディスプレイしたライブラリー。

2)学研ならではの福祉×教育のコラボレーション
高齢者のデイサービスと学童保育を同じスペースで展開。一時的なイベントごとではく、日常的に多世代が共生する暮らしを創出する。
 今後も当社は社会課題解決に寄与する開発、入居者への安心・安全なサービス提供、また地域交流の拠点としての活動などを通し、入居者、また地域住民の「ゆたかな暮らし」サポートに取り組んでいく。

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