2月中旬に来日予定であった英国のジョンソン首相の来日が取りやめになったと1月31日に明らかとなった。松野博一官房長官は1月31日の記者会見で「(英ジョンソン首相の)訪日を調整中との事実はない」と話した。
岸田文雄首相との首脳会談を行うべく日英両政府で調整を進めていたが、英国側が来日中止を申し出たという。ウクライナ情勢の緊迫化やジョンソン氏の新型コロナウイルス対策のロックダウン中でのパーティー参加疑惑などの理由が考えられる。
岸田文雄首相と会談は、昨年11月にイギリスを訪問して以来、2度目の会談となるはずだった。会談ではオミクロン株をはじめとする新型コロナ対策や脱炭素社会の実現に向けた取り組みなどの意見交換が行われる見通しだった。