株式会社 ウィザスは、2021年12月17日に自社HP上で「株式会社学研ホールディングスとの資本提携の解消及び業務提携の継続に関するお知らせ」を発表した。株式会社 ウィザスは、17日開催の取締役会において、株式会社学研ホールディングス(東京・品川区、宮原 博昭 代表取締役社長)との資本提携を解消することについて決定した。資本提携を解消した後も学研HDとの業務提携は継続するという。
資本提携解消及び業務提携継続の理由
ウィザスと学研HDは、教室・学習塾事業を中心として両社がこれまで培った知見・ノウハウ等、経営支援を相互に活用し、企業を越えて広く教育領域でのサービスの開発を行い、 新たな市場への積極的進出を目指すとともに、両社の企業価値に対する利害関係を強め、 提携の基盤を強固にすることを目的として、2018 年 9 月 28 日に業務資本提携契約を締結した。
以来、学習コンテンツ及び学習アセスメントなどにおいて連携等を進めてきており、両社の提携の基盤は整備され、資本提携の当初の目的については達成していると判断したことから、資本提携については解消することとした。なお、本資本提携の解消にかかわらず、両社は、今後もこれまで培ってきた業務上の提携関係を維持していく。
解消に伴い、学研HDはウィザスの株式を売却する意向を有しており、ウィザスは当該株式売却による株式市場での需給への影響を回避するとともに、資本効率の向上を図る観点から自社株式の取得を12月20日に行なった。