文京学院大学(櫻井 隆 学長)は、2021年3月に包括協定を締結したタイ王国の国立コンケン大学の学生との第1弾学術交流を、日本とタイにおける社会課題(医療格差・教育)をテーマに、12月7日からオンラインにて開始した。
文京学院大学は、3年に一度学生がユーラシア大陸諸国を訪問し、各国の大学との様々な交流活動を行う「新・文明の旅」プログラムを実施している。昨年度(2020年)、第4回目となるタイ王国、カンボジア王国、インドネシア共和国訪問・交流プログラムを実施予定だったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、活動の自粛、渡航制限等でプログラムを延期した。このような状況下での新しい国際交流の形を構築するため、文京学院大学は今年3月タイ王国の国立コンケン大学と、多種多様な学びや、文化交流、また、持続可能な発展という未来志向の視点の育成と、学生自身の成長の促進となる機会創出を目指し、包括協定を締結した。
今回は、協定締結後初の学生間学術交流となり、「新・文明の旅」プログラムを受講する本学学生21名と、コンケン大学学生 14 名の計 35 名が参加した。今回は、各5名ずつの7グループに分かれ距離感を縮めるための自己紹介と、本学学生による日本文化をテーマとした発表を行い、互いの文化について理解を深めた。次回以降は、学生自らが企画提案したテーマ「日本とタイにおける社会課題(医療格差・教育)」について、意見交換とプレゼンテーションを実施していく。