文京学院大学(櫻井 隆 学長)は、東洋学園大学(愛知 太郎 学長)の愛知太郎理事長・学長を招き、単位互換協定対象科目の本学経営学部3年次後期科目「経営者論」(島田 昌和 教授・理事長)において、「私立大学の経営について」をテーマにした特別講義を、10月25日に実施したことを発表した。
単位互換協定授業の実施 /「経営者論」特別講義について
両大学特別講義の実現は、今年3月に双方の大学の更なる発展のために、学術交流を促進するとともに教育の充実を図り、学生の幅広い視野を育成することを目的として、単位互換に関する協定を締結したことから始まった。単位互換対象科目は、本学経営学部3年次後期科目「経営者論」と、東洋学園大学現代経営学部3年次秋学期科目「トップマネジメント特別講座」となる。
当日の講義は、緊急事態宣言解除もあり、オンライン配信だけではなく対面でも開講し、受講者数の約半数となる両大学の学生約40名が本学教室で受講した。
講義では、まず両理事長がそれぞれの大学運営に対する考え方や取り組みについて説明を行った。その後、事前に学生から寄せられた質問に、両理事長が対談形式で回答を行なった。
質問内容は、コロナ禍における「学費等について」「授業のあり方について」や、個人への質問として、「大学経営を志したきっかけ」「役に立った経験、どんな学生だったか」など多岐にわたった。学生からの多く質問があったコロナ禍における学費の中の「施設費」についての回答では、島田理事長からは、コロナ禍で必要となったネットワークの増強・整備、オンライン授業を実現するためのシステムへの投資について、また、学生に対してのオンライン環境整備対応について具体的に説明を行った。コロナ禍後の授業形態や大学の方針については、各理事長が両大学それぞれの考え方を説明した。