株式会社ベネッセコーポレーション(岡山・岡山市、小林 仁 代表取締役社長)は、「進研ゼミ中学講座」会員を対象として、「直島オンラインアート体験学習」を8月28日(土)にベネッセアートサイト直島の施設で実施した。ベネッセアートサイト直島では1980年代から、作品鑑賞を通じて主体的に考える場を提供することを目指し、一部の美術館で対話型鑑賞を導入(2010年~)するなど、様々なプログラムを提供してきた。
変化が大きく先が見えない時代と言われる昨今、教育やビジネス、人生において、自分の感性や価値観を深めて取り入れていくことの重要性が高まっています。このような背景のもと、「進研ゼミ中学講座」とベネッセアートサイト直島が共同で、アート作品の鑑賞を媒介として「変化の大きい時代を生き抜く力を身につける」教育プログラムの一環として、本企画を実施した。
8月28日(土)のオンラインツアー「直島オンラインアート体験学習」には、全国15000人以上の中学生が参加し、「今は県外に出られないけど、中学講座会員のみんなと一緒に参加できて夏休みの一番の思い出になりました」「旅行に行くことが難しく、ストレスが溜まっている中で、このようなイベントを開催していただき本当にありがとうございました」など、非常に多くの参加者から満足の声が上がっている。
ミライ科「直島オンラインアート体験学習」概要
開催日時
2021年8月28日(土)10時~11時
参加者
進研ゼミ中学講座の会員15,000人以上(中1~中3)
イベントのストーリー
「進研ゼミ中学講座」のバーチャルキャラクター「なるり」とイベントを視聴する中学生が、ガイドの藤原さんと地中美術館や家プロジェクトなど直島のアート施設をめぐりながら3つのミッションをクリアしていく設定。「常識にとらわれない力」「自分が信じたことを大切にする力」「まずはやってみる勇気」を身につけていく。
オンラインイベントの特長
■参加型オンラインツアー
直島でのアート鑑賞ツアーをすることができるだけではなく、生配信に参加している視聴者は「チャット機能」を用いて、ナビゲーターの「なるり」や他の参加者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができる。
■中学生に馴染みのない「アート」への興味を引き出す工夫
アートに興味がない中学生にも楽しんで参加してもらうことを目的に、普段、中学講座で一緒に学習していて馴染みのあるキャラクター「なるり」が旅をするストーリー仕立ての演出を実施。アートの知識・興味のない中学生が思わずはじめに思ってしまいそうな感想を「なるり」がつぶやくことで、「アートは難しいもの、自分とは関係のないもの」と思ってしまっているかもしれない、中学生たちの心理的ハードルを下げ、作品との距離を縮める役割を果たす。
※ミライ科とは、普段はなかなか時間をとりにくい「将来」のことを子供が考えるきっかけになることを願い2021年4月にスタートした進研ゼミ中学講座のサービス。
https://blog.benesse.ne.jp/chu5/miraika/