日本高野連が朝日新聞のサイトで実施していたクラウドファンディングが8月31日、最終日を迎えた。全国高校野球選手権大会の開催費用や都道府県高野連の運営支援のための資金を募っていた。目標金額は1億円だったが、支援額はおよそ1400万円だったと発表した。
クラウドファンディングの期間は7月28日から8月31日まで。目標額に達しなくても成立する「オールイン型」で行われ、最終日までに集まった額が同連盟に寄付された。1633人からの支援があり、支援額は1392万7884円だった。
朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」では、
『新型コロナウイルスの感染拡大により、高校野球も厳しい状況が続いております。昨夏は第102回全国高等学校野球選手権大会が戦後初の中止を余儀なくされました。今夏は第103回大会を2年ぶりに開催しますが、スタンドの入場者は代表校の学校関係者に限り、一般のお客様向けのチケット販売は行いません。
高校野球は入場料収入を財源にしています。その収入が大きく減る一方で、PCR検査やベンチの消毒など感染防止対策にかかる費用は膨らんでおり、運営は極めて厳しい状況に陥っております。
どうか皆様のお力をお貸しください。』
と趣旨を説明している。
返礼品は最低額の3000円でも最高額の50万円でも同じで、
・A-portのページにお名前掲載
・感謝のお手紙
・寄付金受領証明書
の3品だった。