学校給食配送車として、環境に配慮した電気小型トラック導入 埼玉県久喜市

 埼玉県久喜市は、8月に新設した給食センターからの学校給食配送車として、電気小型トラック『eキャンター』を導入した。同センターの業務全般を請け負う東洋食品に『eキャンター』1台が納車され、環境に配慮した配送で久喜市内の小中学校に届けられる。

 久喜市は、今年4月に2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言を行い、環境問題に積極的に取り組んでいる。その取り組みの一つとして「次世代自動車の普及促進」を掲げ、今回の導入に繋がった。

 三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)の電気小型トラック『eキャンター』は、2017年に量産化し、250台以上を世界各国に納車(日本国内の約70台を含む)。総走行距離は300万kmを超え、7月にニュージーランド市場への投入を開始し、8月には先進安全装置を標準搭載し、安全装備を強化した新型を発表している。MFTBCは今後、燃料電池車(FCV)も含め、トラックとバスの全製品に電動モデルの導入を進めるという。

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