産官学連携で先端科学技術分等で幅広く活躍できる次世代人材の育成を目指そうと、大分県教育委員会は、9月11日(土)に、STEAM教育の観点から、先端科学技術の今を知ることができる 「STEAMオンライン講演会 vol.1(主催:大分県教育委員会 ・ 協力:(株)Barbara Pool/一般社団法人STEAM JAPAN)」を開催する。
「STEAMオンライン講演会 vol.1」では、宇宙や科学分野の第一線で活躍する研究者やエンジニアらが登壇し、探究学習の必要性や高校生だからできる課題解決、グローバルに活躍するために必要なスキルなどを学ぶ。
大分県教育委員会は、STEAM教育やSDGsなどを通じて、先端科学技術分野等で幅広く活躍できる次世代人材の育成を推進している。この事業は、STEAM JAPANが中心となり、産官学連携による「人的ネットワークの形成」や「学び(STEAM教育)の場の提供」を行うことで、県内高校生の思考力・創造力を育成できる体制を構築する。
【概要】
◆日時:令和3年9月11日(土) 13:00~17:00
◆場所:オンライン開催
◆参加費:無料
◆募集期間:2021年8月16日(月)~9月7日(火)
◆公式ウェブサイト:https://www.oitasteam.jp
【内容】
第1部 「STEAM型 探究学習のススメ」 13:05 -14:15(大島教授):
未来を担う高校生にとって必要なのは、グローバルな視点でさまざまな課題解決ができるようになる革新的(イノベーティブ)なアイデアや視点が持てるようになることです。女性研究者ならではの視点で、研究者の未来と今後の展望を語っていただきます。
第2部「日本の高校生 先端事例紹介− 未来を生きる高校生へ− 」14:20-15:30(鵜飼氏):
2030年、2040年の世界はどうなっているのでしょう。未来を生きる高校生に必要なのは、自分自身の力でさまざまなアイデアを具現化することです。未踏ジュニアでは、独創的なアイデアを開発する小中高生クリエイター達を育成しています。未踏ジュニア代表の鵜飼氏と未踏の卒業生が、先端事例の紹介や高校生だからこそできることを語ります。
第3部 15:35 -16:45(高林氏):
2030年OISTは、世界レベルの教員らのサポートで多様な研究が関われる、学内に最新鋭の研究設備と機器を備えた研究室があります。教員・学生の半数以上は海外出身者で、グローバルな環境で最先端の科学技術を学ぶことができます。講演では、世界の科学技術の“いま”と国際的な環境で活躍するために必要なスキルを学びます。
【登壇者プロフィール】
大島 まり教授:東京大学大学院情報学環 / 生産技術研究所 教授次世代育成オフィス(ONG)室長
鵜飼 佑氏:「一般社団法人未踏」未踏ジュニア代表
・三橋 優希さん(N高等学校)
・名伊藤 寛子さん(東京大学教養学部理科一類・一般社団法人techfeelo理事)
・武田 和樹さん(東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパス電子情報コース)
高林 美咲氏:沖縄科学技術大学院大学(OIST)副学部長
大分県教育委員会では、STEAM 教育やSDGsなどを通じて、先端科学技術分野等で幅広く活躍できる次世代人材の育成を推進しています。本事業は、STEAM JAPANが中心となり、産官学連携による「人的ネットワークの形成」や「学び(STEAM教育)の場の提供」を行うことで、県内高校生の思考力・創造力を育成できる体制を構築します。
また、令和3年度に行なわれる「第33回宇宙技術及び科学の国際シンポジウム(ISTS)大分別府大会」や2024年の「スペースポート開港」など、宇宙科学技術や先端技術をメインテーマとし、県内学生向けの各種イベントや課題研究等の探究型の学習機会を提供します。
■公式ウェブサイト:https://www.oitasteam.jp