岐阜県下で50教場以上の学習塾、予備校を運営するプロジェクトリーズ株式会社(岐阜・多治見市、水野 叡伺 代表取締役社長)は、運営する学習塾「リード進学塾」で2021年度より新たに取り組むアクティブラーニング型授業の教材として、株式会社SRJ(東京・中央区、堀川 直人 代表取締役社長)が開発・販売する探究型学習教材『FUTURE」を導入した。
リードは、生徒が主体的に課題を設定し、情報の収集や整理・分析をしてまとめる「21世紀型スキル」の育成を指導方針に掲げている。論理的に考え、まとめる「思考方法」が一番難しいところですが、『FUTURE』を通して実践、言語化して伝えることで、具体的にレクチャーできると考え、以前から取り組んできたアクティブラーニング型教育の推進に向けて、国語科の新たな教材としてSRJの『FUTURE』を採用することとなった。
リードでは今年度の国語科のカリキュラムのうち、ほぼ毎月1回、探究型学習教材『FUTURE』を用いた授業を実施していく。毎回、朝日新聞「天声人語」や朝日中高生新聞から選ばれた時事テーマやSDGsなど、多岐に渡るジャンルの文章を課題として設定し、生徒たちはワークシート式テキストとグループディスカッションを組み合わせたアクティブラーニング型授業に取り組む。
『FUTURE』の導入を推進した、リード進学塾の専務取締役塾長・石田栄治氏は「画一的な知識を伝えるだけの授業にとどまらず、学ぶ意欲を育んでいける塾を目指したい」と、生徒たちのスキルアップに期待を寄せている。
探究型学習教材『FUTURE』はテキスト1冊で20回のグループワークが行えるように工夫されている。単なる論述内容の評価ではなく、授業で行ったグループワークの効果検証用にも最適だ。実社会、実生活と結びつく様々なテーマに対して、生徒が主体的に課題を設定し、情報の収集や整理・分析をしてまとめるといった能力を育成し、「変化する社会の中で、自ら考え、活躍できる人づくり」を目指す。
−AO・推薦入試の小論文対策として、自ら考え、伝える能力を養う
−2022年度から導入される「探究」や、総合、道徳の学習教材として活用できる
−学びや仕事の目的を発見することで、意欲換気、生きる力の育成につながる