就職・転職をサポートする情報会社の学情は6月2日、2022年卒業・修了予定者対象の5月末時点での内々定率が66・6%だったと発表した。2021年同時期51・8%、2020年同時期57・2%を上回った。文理別では、理系が76・2%、文系も61・6%だった。
今回の調査期間は、5月27日~31日。2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象にインターネットによるアンケートを行った。有効回答数は573人だった。なお、調査の結果を全体で見る場合に、文理男女別の回答格差をなくす為ウエイトバックを行った。
就職活動率は60・5%と高い水準を維持しており、多くの学生が就職活動を継続している。前年同時期比は−2・6ポイント。
内々定獲得の平均社数は2社を超え、前月比+0・26社の2・15社だった。現在保有している内々定社数は前月比−0・03社減少し1・40社と、内々定辞退も徐々に進んでいる。