ファーストリテイリング傘下のユニクロとGUは、3月12日から価格+税だったものをそのまま消費税込みの価格として販売することを発表した。これは、消費税率引き上げに伴う特別措置法が3月31日で終了し、4月1日から消費税込みの総額価格で表記が義務化されることに伴う措置。その結果、消費者の支払総額は現在の価格と比較して約9%安くなる。
タグやオンラインストアで表示される商品全て消費税込みの価格で、消費者側が余分な計算をせずにスムーズに購入できる。
総額表示への変更を巡って、各社がさまざまな対応を打ち出している。無印良品は、2019年10月からすでに総額表示をしてきた。リンガーハットは、2021年3月1日からメニューの表示価格を総額表示に変更し、商品の価格改定も同時に行っている。