子連れでの外出を支援するモデル事業が京都府で展開されている。京都府や経済団体などでつくる「きょうと子育て環境日本一推進委員会」によるもの。府内5商店街や一部コンビニで、授乳ができる設備や同伴優先の駐車場を設け、キッズスペースの設置や小学生以下の子連れを対象に買い物中の商品一時預かりサービスを行う。また事業に参加する店舗に、「きょうと子育て応援施設」がトイレを貸し出す。期間は、3月12日まで。
子育てしやすい街をつくるため、地域ぐるみで支援する機運を盛り上げようと企画されたという。商店街の一角には授乳やおむつ替え、離乳食を与えることなどができる臨時のベビーケアルームを府が設置している。参加しているセブン商店会では、各店舗が店先に「ベビーカーでそのまま店内へどうぞ。トイレも貸し出ししています」「SOSかけ込みOK」など支援内容を書いたステッカーを掲示。
応援施設は▽北野商店街(京都市上京区)▽京都三条会商店街(中京区)▽七条中央サービス会(下京区)▽宇治橋通り商店街(宇治市)▽セブン商店会(長岡京市)-の計63店舗。コンビニ「セブン―イレブン」の長岡京、京田辺、木津川各市の13店舗も参加。