1月30日、熊本県熊本市で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で経済的に困窮する学生を対象とした食料配布会と相談会が行われた。集まったのは約370人で、昨年12月に行われた1回目の配布会に比べ4倍近い人数となった。熊本大や九州看護福祉大の学生らでつくる「くまもと学生食料支援プロジェクト実行委員会」が開催し、コメや野菜、カップ麺、マスク、ティッシュペーパーなどを無料で配布。配布物は、県内の団体や企業から届いた寄付金で購入したものだ。
相談会では、法律や福祉の専門家が奨学金や住まい、学生生活などの相談に対応。相談会で実施したアンケート結果は、県や各大学に提出する。配布会は2月にも開催を予定している。