2025年開催の大阪・関西万博の基本方針を政府は12月21日に閣議決定した。テーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」。デジタル活用や感染症対策、脱炭素社会の在り方を発信する。万博会場は、新たな技術やシステムの可能性を実証する「未来社会の実験場」と位置付けられ、空飛ぶ車や自動走行ロボットによる配送サービスなどを体験ができる。体験実験により、実用化へ向けた課題発見を目指す。
万博は、2025年4月13日~10月13日に大阪市の人工島・夢洲で開催。2005年に開催された愛知万博(2205万人)を上回る2820万人の来場者を想定している。