Go Toイート 取得ポイント未満の利用金額では付与しない方向へ

 加藤官房長官は10月8日午前の記者会見で、今月から始まった飲食業の需要喚起策「Go Toイート」で最低利用料を設定する方針を示した。昼食は500円、夕食は1000円未満の場合はポイントを付与しない方向で調整している。

「Go Toイート」のうち、オンライン予約によるポイント付与では利用金額にかかわらず、1人当たり昼食は500円分、夕食(午後3時以降)は1000円分のポイントが後日付与され、次回以降の予約で利用できる。

 ポイントは来年1月末まで、または、全国で付与されたポイントの総額が国の事業費の上限に達するまで、繰り返し何度でも受けることがでる。

 この仕組みのいわば”穴”をつく形で、ポイントよりも少ない金額の1品だけを注文する利用客がおり、インターネット上で「錬金術」などと指摘されていた。支払額を上回るポイントを受け取ろうという利用者が出てきたため、農林水産省が対応を検討していた。

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