9月1日、米大統領選の民主党候補バイデン氏の選挙陣営は、「ニンテンドースイッチ」の人気ゲーム「あつまれどうぶつの森」を選挙運動に活用し始めたと明らかにした。
キャンペーンサイトの専用ページに、ユーザーに配布するオリジナルの「マイデザイン」を4種類用意。ゲーム内の自宅の庭などにプラカードとして設置するなどの活用ができる。米国では、選挙前になると自宅前に支持者の看板を掲げる光景をよく目にするが、同じことがオンラインゲーム上で可能となる。
米国でも人気の「どうぶつの森」だが、政界でも5月に民主党の急進左派の若手、アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員が、同ゲーム内で支持者と交流するイベントを行っている。
また、米大統領選で候補者がゲームを利用する前例もある。2008年にオバマ氏はキャペーンでゲーム内にバーチャルな看板を建てている。2016年にヒラリー・クリントン氏は「Pokemon Go」のポケストップでイベントを開催した。
一方の共和党ドナルド・トランプ候補は、現時点でゲームを利用したキャンペーンはおこなっていない。