株式会社ファミリーマートは、7月のレジ袋辞退率が有料化前の30%から77%(速報値)となったと8月3日に発表した。
プラスチック製買物袋の有料化義務化に伴い、2020年7月1日からレジ袋の有料配布を開始した。また、ファミリーマートでは、中長期的な環境目標として、「ファミマecoビジョン2050」を掲げ、プラスチック対応に取り組んでいる。また、買物の際にファミリーマートのバーコード決済機能付きアプリ「ファミペイ」を提示し、レジ袋を辞退するとエコスタンプが進呈されるキャンペーンも実施中。7月のエコスタンプ進呈数は、累計で550万個を突破。エコスタンプは、30個貯まると、対象商品のクーポンと交換ができる。
ファミリーマートによると、このたびのバイオマス素材配合のレジ袋への切り替えと、現状のレジ袋辞退率が今後も続くことで、年間で約9,000トンの石油系プラスチックの削減効果が見込まれるという。
ファミリーマートのほか、セブンイレブンやローソンなどが加盟する日本フランチャイズチェーン協会は、2030年度までにコンビニのレジ袋辞退率を60%以上にする目標を掲げている。