株式会社JMC(神奈川・横浜市、渡邊 大知 代表取締役社長兼CEO)は、大分県宇佐市からの依頼により、国の特別天然記念物に指定される『オオサンショウウオ』のCTスキャンを実施し、本日より、CTスキャンデータを掲載するWEBサイト『CT生物図鑑』で3D標本や画像を公開した。本データを活用した宇佐市との共同企画として、宇佐市内の道の駅やギャラリーでの3D標本の展示なども予定している。
1.CT生物図鑑サイトでの情報公開
JMCが運営するCT生物図鑑は、産業用CTスキャナで3Dスキャンを行った生物のデータを公開しているWEBサイト。身近な昆虫や鳥類から、観察に顕微鏡を必要とする微生物まで、様々な生き物を3Dデータや画像で紹介することで、普段は気づけない生き物の面白さを、楽しく学ぶことができる。
今回の共同企画では、オオサンショウウオの外観形状と骨格の2種類の3D標本や、体の内部構造を映し出した断層画像などを公開している。3D標本は、パソコンやスマートフォンなどのデバイス上で、オオサンショウウオの体を隅々まで観察することができる。また、オオサンショウウオが捕食した生物の骨なども見ることが可能で、オオサンショウウオの生態を学ぶきっかけとなるコンテンツであるとともに、被写体内部まで観察することができるCTスキャンの特性に、多くの方に触れて頂く機会となることを目指している。
CT生物図鑑 『オオサンショウウオ』ページ
https://ctseibutsu.jp/ex/giant_salamander.html