5月21日(現地時間)、米Netflixは、一定期間アクセスしていないユーザーに対し、メールでアカウントを継続するか、キャンセルするかどうかの確認をし、反応がなければをキャンセルすると発表した。同社は、サービスを使用していない人から料金を徴収したくないとの考えで、今回の措置を決定したという。
対象となるのは、入会後1年以上使っていないか、2年間使っていないユーザー。メールとアプリ内で通知する。反応がなければサブスクリプションは自動的にキャンセルとなる。また、キャンセル後、10カ月はプロフィールや視聴履歴などは保存され、再加入する場合は加入時の情報を引き継ぎ簡単に再開できるので安心だ。
同社は、この措置による収益減少を既に業績予想に組み込んでいるという。休眠アカウントは、全ユーザーの0.5%にも満たず、わずか数十万人で、キャンセルが相次いでも大きな影響はないと考えられる。