アオイゼミが3月の休校期間中の学習状況について、中高生にアンケートを実施。8割以上が「今後もオンライン授業を継続したい」

 Z会グループのグループ会社、株式会社葵(東京都千代田区、内藤正史代表取締役社長)が運営するオンライン学習塾「アオイゼミ」が、3月の休校期間中の学習状況について中高生にアンケートを実施。結果を公表した(回答数:2411件)。

 休校期間中、主に自宅で取り組んだのは「学校の宿題」(78%)に次いで「オンライン授業」(68%)。初めてオンライン授業サービスを使った生徒は51%だった。3月の休校を機に、中高生にオンライン授業サービスが浸透したことがわかる。

 オンライン授業サービスを知ったきっかけは、「ネットの情報」(53%)、次いで「家族の勧め」(26%)。生徒が自ら学習機会を探したこと、家族が学習手段を探したことが予想される。

 また、8割以上の生徒が「今後もオンライン授業を継続したい」と答えた。オンライン授業のメリットは「自宅で勉強できる」(86%)、「自分のペースで勉強できる」(71%)、「集中できる」(36%)という順に。

 オンライン学習の課題も質問している。「質問ができない」(37%)、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」(35%)、「周りの大人の理解が得にくい」(25%)という順になった。

 これについてアオイゼミは、「大人は、子どもがスマホやタブレットを見ていると遊んでいると思ってしまいがちだが、『集中して学習している最中かも』と少しの配慮を。生徒も、ノートや筆記用具など勉強する環境を整えて『勉強中』をアピールし、時には保護者と一緒に授業を見て理解を深めてもらうのもよいかもしれない」とコメントしている。

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