現地時間4月16日に、Googleは、企業および教育機関向けののG SuiteでWeb会議サービス「Google Meet」の会議をGmailから開始できるようにしたと発表した。
新型コロナウイルス感染症対策の影響でGoogle Meetのユーザーが急増しているためと考えられる。
Gmailの受信トレイ欄に「Meet」が追加され会議の開始と参加が即座にできる。参加者を画面に格子状に並べる機能を追加。競合している「Zoom」の「ギャラリービュー」と似た機能だ。Zoomでは48人まで、米MicrosoftのTeamsでは9人まで表示されるが、Google Meetは16人までの表示が可能。
ノイズをフィルタリングしたり、暗い環境での映像を最適化する機能なども追加予定だという。モバイル向けも近日提供予定。
また、新型コロナウイルス対策への取り組み支援のため、Google Meetの本来有料の高機能を7月1日まで無料で提供するとしていたが9月30日まで無料期間を延長。高機能では、1つの会議で250人まで参加でき、1ドメインで10万人までのライブストリーミング、会議をGoogle Driveに録画する機能などが利用が可能。