熊本市内の小・中学校 『遠隔授業』開始

 4月15日から熊本市の小・中学校で、『遠隔授業』がスタートした。新型コロナウイルスによる休校中に学校と家庭をつなぐ試みだ。対象となるのは、小学3年生以上と中学生(全学年)。学校のタブレット端末と家庭の端末を使用する。タブレットの数には限りがあるので、前半後半など学年を分けてに実施する学校もある。使用するツールは、「ZOOM」と呼ばれるビデオ会議アプリと授業支援クラウド「ロイロノート」。
 4月6日と7日には先生向けの研修が行われた。「ZOOM」では、互いの顔を見ながらやりとりできる。「ロイロノート」は、自分の意見を出し先生からコメントをもらうことが可能だ。
 4月14日の登校日では、これから3週間の休みに入るのを前に市内の多くの学校でオンラインでのやり取り練習が行われた。
 開始日の15日は簡単なやりとりを行い健康観察をした後、友だちに向けた自己紹介や宿題が出された。

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