萩生田光一文部科学相は3月23日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け全国の学校への一斉休校要請に関し「原則として全ての学校が再開されることとなる」と述べた。
再開後に学校内で感染が判明した場合、接触者数や地域の感染状況を考慮し、地域や学校ごとに臨時休校を行うことになると説明した。
参院予算委員会には、安倍晋三首相と関係閣僚が出席した。首相は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための全国一斉の休校要請に関し、4月から解除していく方針を強調。感染状況について「瀬戸際は続いている」と指摘。その上で「集団感染が発生するような要件を避ける対策を(文科相に)指示した」と語った。萩生田光一文部科学相は、学校再開に関する留意事項などの指針を24日に公表する考えを示した。