東京都 禁煙教育副教材を作成 4月からの受動喫煙防止条例施行に向け

 東京都 福祉保健局は3月12日、受動喫煙防止条例の正しい知識の普及を目指し学校の保健体育の授業等で、喫煙や受動喫煙が健康に及ぼす悪影響について正しい知識を普及できるよう、禁煙教育副教材「健康な未来を決めるのは誰? たばこの“恐ろしさ”を知りましょう」を校種別に作成したことをwebページにて発表した。順次各学校に配布し、本副教材の電子データは、福祉保健局ホームページ「とうきょう健康ステーション」に、3月16日(月曜日)以降に掲載する予定。
1 作成した教材
禁煙教育副教材「健康な未来を決めるのは誰? たばこの“恐ろしさ”を知りましょう」
《小学生版》《中学生版》《高校生版》を作成し、それぞれ、小学6年生、中学2年生、高校1年生に配布します(各8頁)。
2 主な内容
• たばこってどんなもの?(たばこの成分や体への悪影響)
• 一度吸うとやめられないたばこ、「なぜ?」(たばこに含まれるニコチンの依存性)
• たばこを吸ったら、からだはどんな影響を受けるの?(がんや様々な病気のリスクが高まること、集中力や持久力の低下、肌の劣化など、喫煙による身体への影響)
• なぜ若いうちからたばこを吸ってはいけないの?(成長期に特に身体に悪影響がある根拠)
• 他人が吸ったたばこの煙でも害があるって本当?(受動喫煙による身体への悪影響、新たな受動喫煙防止対策)
• 誘われても、たばこは断ろう(喫煙の誘いの具体的な断り方)
その他、たばこに関するQ&A、保護者へのメッセージなど
小学生、中学生、高校生それぞれの習熟度に合わせたわかりやすい内容になっている。

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