KDI青葉台が〝本物〟の職業体験を開催

 2月17日、J.フロントリテイリンググループが手がけるDaimaru Matsuzakaya Kids Duo International 青葉台(KDI青葉台)で、本物のパティシエ・パティシエールを招いた「パティシエ体験」が開催された。

パティシエ・パティシエールは、子供たちがなりたい職業ランキングで1、2位を争う職業。子供たちは終始笑顔でパティシエ体験をしていた。

 同園は、やる気スイッチグループと提携し、バイリンガル(英語・日本語)教育、知能教育、運動指導、職業体験をカリキュラムの柱としているバイリンガル幼児園。今回のイベントは、職業体験のカリキュラムの中から派生したものだ。

「百貨店ならではの体験として、上質な体験を用意したいと思い考案しました」と、同園の運営を担うJFRこどもみらい株式会社の柏木敏弘(代表取締役社長)が語るように、大丸松坂屋百貨店と取引がある菓子店「アンテノール」「ヴィタメール」の本物のスタッフが、園児たちの前で本物のケーキ作りを披露した。

 また、年長クラスの園児たちは、カップケーキ作りも体験。思い思いにケーキをデコレーションした。

「ただの職業体験ではなくて、仕事をしている人の息遣いを感じてもらう機会をたくさん作っていきたいと考えています」と、尾藤拓史園長は語る。

 同園は本物に触れる経験を創出するため、百貨店のリソースを存分に活用する。他にも、昨年10月から1月までプログラミング教室(全12回)や、東京藝術大学生による「0歳からのコンサート」なども企画・開催している。百貨店グループならではの「上質な体験」をキーワードに、今後も様々な体験を子供たちに提供していく。

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