11月10日、ザ・グランドホール品川(東京・品川区)で、全国の教室・受講生が速読力No.1を競い合う「速読甲子園2019 第15回全国速読・速解力コンテスト」の表彰式が開催された。
同コンテストは、全国約2200教室の教育機関で導入されている速読トレーニングプログラム「みんなの速読」の企画開発を行なう株式会社SRJ(本社 東京都中央区、代表 堀川直人)と、速読の普及を通して学力・仕事力向上と読書支援を推進する一般社団法人日本速脳速読協会(所在地 東京都中央区、代表 高橋智恵)が主催。今回で15回目になる。
「身につけられた速読の力はもちろん、日々努力された経験も更なる自信になることだと思います。様々なシーンでこの速読の力を大いに役立ててください」と、表彰式で高橋智恵氏は、参加者にエールを送った。
個人戦は、小学1年生から社会人までのカテゴリーに分けて開催された。約5ページ(~5000文字程度)の問題を読み、5問解く長文テスト(制限時間15分)と、短文を読んで、質問に答える短文テスト(制限時間3分)を行い、いかに早く正確に読むかを競う。
団体戦は、期間内に速読に必要な能力(処理速度)に特化した3種目を受検し、教室上位者のポイントの合計を教室のポイントとして全国の教室と競った。
受賞者からは、「本を読むスピードが速くなった」「速く問題が解けるようになって、見直しの時間が増えた」と言った声の他に、「ボールに反応するスピードが上がった」とテニス部に所属する子がコメントするなど、学習以外にも効果が発揮されている。
また、当日のスペシャルイベントとして、速読甲子園表彰式スペシャルマッチ「つなげ! 正解リレー」も開催された。各カテゴリーの受賞者から選ばれた人たちがチームに分かれ、速読問題にチャレンジ。個人の能力だけでなく、チーム力が試される。来年、速読トレーニングの中のコンテンツとしても提供されることになっている。