株式会社やる気スイッチグループ(東京都中央区、高橋直司 代表取締役社長)の英語で預かる学童保育「Kids Duo(キッズデュオ)」は、7月19日から8月31日までの期間、サマースクールを開催。その一環として、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)と協働して、夏休みのスペシャルアクティビティ「英語の『ロボット×あそび』体験」を、Kids Duo 白山、Kids Duo 玉川、Kids Duo センター南の3箇所で実施した。
SIEが発売元のロボットトイ「toio(トイオ)」(https://toio.io/)は、今年3月に発売。モーター内蔵で動き回ることのできる32mm角のシンプルなキューブ型ロボット(toio™コア キューブ、以下キューブ)とキューブの動きを制御するコントローラー(toio™リング)により、あそびながら自然にプログラミング的思考やその実世界での応用を体験できる。
例えば、toio™専用タイトル「GoGo ロボットプログラミング ~ロジーボのひみつ~」は同梱されている「命令カード」と「絵本」を組み合わせて、プログラミングの3つの基本構造(順次、分岐、反復)が学べる。また、公式サイト(https://toio.io/)からアクセスできるビジュアルプログラミングや、さらにJavaScript等のプログラミング言語を使用することで、発展的な学びも可能になっている。
「子どもたちにとって、“あそび”が“学び”の原動力と我々は考えています。したがってtoio™開発チームはこの“あそび”を主眼に商品開発をしていますが、Kids Duoさんの活動も全く同じ方向を向いており、今回の企画に繋がりました。我々としても、子どもたちの楽しむ姿を見て、とても良い刺激をもらいました」とSIEのtoioビジネス担当の桜井氏は、Kids Duoとの活動について語る。
今回は、toio™専用タイトル「トイオ・コレクション」の中から子どもたちがレゴ®ブロックなどを活用し工作したファイターを対戦させる「クラフトファイター」や、マットを動くキューブが自分のエリアに入ってきたらおはじきではじきかえす「フィンガーストライク」といった対戦ゲームを体験。子どもたちは、ルールを英語で学んだ後、自分たちでトライアンドエラーを繰り返しながら取り組んだ。
「プログラミングのエッセンスを感じながら、同時に英語を学んでもらったわけですが、子どもたちはおもしろいから学ぶわけです。おもしろいということが学びの原点なのだと改めて思いました」と、やる気スイッチグループの高城秀平氏が語るように、教室は、夢中になって“あそぶ” 子どもたちの姿であふれていた。