成基コミュニティグループ(京都府 代表取締役社長:佐々木喜一)が手掛ける幼児教育事業ブランド「TAM」。2019年9月で創立30周年を迎え、その記念イベントがメルパルク京都にて催された。
今回は日本の幼児教育を牽引してきた花まる学習会の代表の高濱正伸氏を迎え、成基の代表の佐々木喜一氏と「21世紀にメシが食える人財を育てるために」と題したトークセッション。会場には休日にも関わらず、子供を持つ多くの保護者が募った。
高濱正伸氏は、「メシが食える大人に育てる」という理念のもと、「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を主軸にすえた学習塾「花まる学習会」を1993 年に設立。現在は会員数20,000 人を超えるまでに成長。全国で保護者向けの講演を勢力的に行う一方、『伸び続ける子が育つお母さんの習慣』をはじめ多数の著書を出版。さらに、「情熱大陸」「カンブリア宮殿」「NewsPicks」など多数のメディアにも出演。佐々木喜一氏は、従来の小中高受験事業に加え、幼児教育や個別指導教育、国際教育や教育コーチングなどを立ち上げ、同社を幅広い年代にサービスを提供する民間総合教育機関として発展させる。一方、2013年より安倍内閣直轄の諮問機関「教育再生実行会議」の有識者に名を連ね、一連の教育改革の礎となる各提言の作成に関わっている。
本イベントでは、高濱氏の長年にわたる実践と佐々木氏が関わっている国が目指す方向性をもとに、21 世紀を担う子どもたちが求められる資質や能力、それを引き出す保護者の関わり方について、熱く語っていった。来場者からは予定時間を過ぎても質問が相次ぎ、これから変わるべき日本の教育への関心の高さが伺えた記念式典となった。