インタラクティブな授業を実現し、教師側の負担を大幅削減
株式会社エナジード(東京・品川区 氏家 光謙 代表取締役)は、4月10日、中学・高校生向け補助教材「次世代型キャリア教育ENAGEED」タブレット版の提供を開始したことを発表した。
「次世代型キャリア教育ENAGEED」は、2016年より中学・高校生向け補助教材として、主に「総合的な学習の時間」に活用されている教材。「AIやロボットには代替の効かない、これからの時代に人が求められる力」を先生が授業で取り扱い、生徒が学ぶことができる。紙媒体にて全国160校以上の国公私立の学校や40法人以上の学習塾で採用されており、2020年の教育改革に向け「自ら考え、対処できる力を育む」教育への関心の高まりから、導入校も継続的に増加を続けている。
タブレット版は、文部科学省の掲げる「2020年度に向け全ての学校で1人1台の情報端末を活用した学習の推進」に対応した教材としてアップデートし、これまで紙媒体では実現が難しかった「ENAGEED」上での生徒のアクションや他生徒とのコミュニケーション度合いの測定、教師と生徒のインタラクティブな授業のサポートなど、デジタルの特性を活かした機能開発を行った。
また、「自ら考え、対処できる力を育む」という正解のない答えを指導する新しい教育への対応が求められる教師側の負担を減らすべく、スムーズな添削を行えるインターフェイスや教師向け指導書の大幅アップデート、研修など各種サポートの強化など、円滑な教育現場づくりを実現する。
今後、タブレット版の提供により2019年度中に導入校数200校を目指す。