株式会社スプリックス(新潟県・長岡市、常石博之 代表取締役社長)は、株式会社サイバーエージェント(東京都・渋谷区、藤田晋 代表取締役社長)の連結子会社で、小学生向けプログラミング教育事業を行う株式会社 CA Tech Kids(東京都・渋谷区、上野 朝大 代表取締役社長)との共同出資 にて、小学生向けプログラミング教材の開発・運営・販売を行う新会社、株式会社キュレオを2019 年 4 月 1 日に設立することを発表した。
キュレオは、小学生向けのプログラミング学習教材を開発し、主に学習塾や習い事教室等を運営 する教育系事業者を対象に販売・提供する会社で、個別指導塾「森塾」や「自立学習 RED」の運営のほか、IT を 活用した教育コンテンツ事業に強みを持つスプリックスと、プログラミング教育専門事業者として 6 年間の実績と ノウハウを誇る CA Tech Kids との合弁会社として、2019 年 4 月 1 日付で設立される。
背景には2020 年より国内全ての小学校において必修化されることで急速に関心を集めており、子どもを持つ保護者を対象とした意識調査において「子どもにさせたい習い事」としてプログラミング教室が 1 位 となったほか(※1)、国内のプログラミング教室数もこの 5 年で 6 倍に増加する(※2)など、広がりを見せている。 一方、子どもにプログラミングを教えるための優れた教材や指導者が不足していることや、都市部と地方における 教育機会格差などが指摘されており、プログラミング教育の普及に向けての課題となっている。地域を問わず質の高いプログラミング学習の機会を提供していくことが求められる中、 「QUREO」の全国各地への普及を通じてこれを実現することを目的として、「QUREO」の開発・運営・販売を専門に行う新会社を設立することとなった。
※1 株式会社イー・ラーニング研究所調べ「年末年始の習い事アンケート」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000013831.html
※2 コエテコ・船井総研共同調査「2018年子ども向けプログラミング教育市場調査」https://coeteco.jp/articles/10180