『Monoxer』を提供するモノグサ株式会社が総額約1億円の資金調達を実施

知識習得のための問題作成から習得判定までを自動で行うサービス『Monoxer』を提供するモノグサ株式会社(東京都・渋谷区 竹内 孝太朗 代表取締役 畔柳 圭佑 代表取締役)がVC3社から総額約1億円の資金調達を実施した。調達した資金を元に、塾・予備校への導入、教材開発会社との提携、外国人労働者をはじめとした日本語学習領域への参入、及びサービスの開発に充てる予定だ。

今回の出資を受け、常石グループとは外国人労働者向けの日本語教育での活用等の協業を検討してい行く。

『Monoxer』(http://corp.monoxer.com/)とは、AIを活用した、知識習得・定着のためのスマートフォンアプリ。
習得したい(習得させたい)情報を『Monoxer』に取り込むだけで、知識習得のための問題が自動生成される。また、利用者の学習状況から知識の定着度の計測を行い、問題の出題頻度や難易度を自動で調整する。

2018年5月のサービス本格稼働以降、塾・予備校などの教育領域を中心に有償導入が進めてきた。

導入企業の一つである、留学予備校大手の株式会社アゴス・ジャパンでは、元々自社で作成・保有していたTOEFL®TEST 対策の教材を『Monoxer』に取り込むことで、アナログ教材のスマホ化・アダプティブ化を実現した。

生徒側も1ヶ月の間に4,000~6,000問、中には10,000問以上も解答する生徒が現れるなど、意欲的に『Monoxer』での学習に取り組んでおり、その結果、『Monoxer』活用前後でTOEFLスコアが30%以上アップするなど、具体的な成果につながっている。

上記の他にも昨今の人手不足、外国人労働者の増加を受け、従業員教育の分野での活用も進めていく予定だ。

みんなが私塾界!