第97回あしなが学生募金、10/20から全国200か所で実施

あしなが育英会(東京都・千代田区 玉井 義臣 会長)の大学・専門学校奨学生を中心に組織されるあしなが学生募金事務局は、10月20日(土)から全国200か所の街頭で、日本とアフリカの遺児の奨学金を募る「第97回あしなが学生募金」をおこなった。
あしなが育英会は経済苦から進学を諦める遺児の「進学の夢」を守るべく、18年4月に返還の必要がない給付型奨学金(高校月2万円、大学月3万円)を新設した。
9月の調査では、3割を超える奨学生が「給付型奨学金ができたおかげで進学することができた」と回答したことから、給付型奨学金が遺児進学のカギであることが明らかになった。
今まで以上に多くの遺児の進学が可能になる一方で、あしなが奨学金はすべてをご寄付で運営しているため、年42 億円(18 年度必要額。17 年度は22 億円)の奨学金財源の確保は深刻な課題だ。

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