エッジアカデミージャパンが、世界市場で戦うための絶対条件を語るイベントを開催

NPO法人エッジアカデミージャパン(東京都・港区)主催の「トップエンジニアになるための処方箋」が6月13日、東京ガーデンテラス紀尾井町(東京都・千代田区)で開催された。エッジアカデミージャパンは、先進的な民間教育サービス・コンテンツを広く全国に紹介しており、その一環として、今回のイベントは企画された。

登壇したヤフー株式会社政策企画本部の野口あかり氏は、英語について、「英語はやりたいことをしたり、なりたい自分になれる強力なツール。海外だけでなく、日本で働くときも自由をくれるツールだと思っています」と語る。

ヤフー株式会社データ&サイエンスソリューション統括本部エンジニアのアワラール・モヒト氏は、世界共通のスキルがプログラミングであり、「プログラミングは最もイノベーションを起こせる。英語と両方を持っていることは、たくさんのメリットがある」と続けた。

質問に答えるモヒト氏。参加者の関心も高く、質問も多く寄せられた

次に登壇した山本援氏は、フィリピン・セブ島にあるプログラミングと英語を同時に学べるNexSeedで学び、現在フリーランスで働いている。

山本氏は英語が苦手で、NexSeedに入学したときは、TOEIC約200点ぐらいだったが、卒業するときには約600点になったと言う。
「英語は特別勉強していたわけではありません。コミュニケーションの中で自然に身についた」とNexSeedでの学びについて語る。その上で、「パソコンを持っていないぐらいITリテラシーもなかった。そこからフリーランスで働けるようになったのは、NexSeedで学んだから。今の仲間やビジネスパートナーは、ここで出会った人々であり、仕事にも繋がっている」と続けた。

最後に登壇したのは、NexSeedの日本校である瀬戸内校で教鞭を振るう岡部直行氏。NexSeed瀬戸内校は、セブ島の教育カリキュラムをベースに「エンジニア国内留学」を提供する。
「わからないところをすぐに質問できる環境がある。プログミラング、英語を同時に学べるのは成長のスピードを上げてくれます」と、岡部氏は言う。

「今の若者たちは仕事の分野、勤務時間帯や勤務地を固定することなくボーダレスに自分の活躍の場を見出していきたいと考えている。語学力、プログラミングスキルといったものは、それを可能にしてくれる 」と、エッジアカデミージャパンの高橋大成副代表理事が語るように、英語とプログラミングを学ぶことは働き方の幅を考える上でも重要になってきそうだ。同法人は、教育だけでなく、医療や介護など様々な分野の先進的な取り組みを継続的に紹介していく。

みんなが私塾界!