スプリックス(SPRIX)が新規上場承認

個別指導塾の「森塾」や自立学習型の教室「RED」を展開する、株式会社スプリックス(新潟県長岡市、平石明社長、証券コード7030)は、6月29日に東証一部か二部に株式公開することを明らかにした。主幹事は野村証券が務め、6月21日から 同26日までが申し込み期間となっている。

スプリックスは、個別指導塾「森塾」を中心に、学習塾サービスや教育関連サービスを提供している企業である。学習塾サービスでは「森塾」以外に「自立学習RED」を展開しており、教育関連サービスでは、学習教育教材の開発販売を手掛ける「フォレスタ」、社会人向けを対象としたダンススクールの「東京ダンスヴィレッジ」等も運営している。主力の「森塾」は小中高生を対象とした、先生一人に生徒二人までの個別指導型の学習塾で、4月30日現在、東京や埼玉を中心に直営88教室、FC34教室を展開している。

少子化が進む中でもリーズナブルな価格設定や日本初の成績保証制度で生徒数を急速に伸ばしている。「自立学習RED」は小中学生を対象とし、教育ICTを活用して生徒の進度に合わせた学習プログラムを提供しており、4月30日現在、直営4教室、FCは全国に44教室を展開している。第21期売上高は84億4百万円、経常利益は11億65百万円となっている。

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