2018年10月「渋谷代官山Rプロジェクト」の保育所認定こども園 「渋谷しぜんの国こども園(仮称)」開園へ

東横線の地下化によって新たに創出されたトンネル上部の線路跡地で推進する、2018年秋開業予定の「渋谷代官山Rプロジェクト」の保育所について、運営者を社会福祉法人 東香会に決定し、保育所型認定こども園「渋谷しぜんの国こども園(仮称)」として開園する。開園予定日は、2018年 10月1日(月)。
 渋谷区では、2017年4月時点で266人の待機児童がいるなど、保育施設の増設や定員拡大などの対策を図っている。本計画地周辺には、住宅地が多く、特に新橋地区は、渋谷区における保育施設整備の「重点地域」に指定されている。地域のニーズに応え、課題解決を目的に、こども園を新設する。

 この施設では、0歳から5歳の定員114名の園児を受け入れ、短時間保育にも取り組むなど、周辺地域の子育て環境の充実を図る。保育カリキュラムには、多様な体験創出や地域と身近な子育て環境の実現を目的に、親子参加型のイベントや本計画のホテル宿泊者との国際交流などを取り入れる。また、保育施設を活用し、地域の方々とともに楽しめるイベントを開催するなど、周辺地域と密着したこども園を目指す。
 渋谷川沿いの遊歩道から繋がる自由通路に面する1階には、地域の方々が立ち寄れるカフェや子育て支援スペース、ワークショップなどが開催可能な情報発信スペースを設けます。地域の子育て世代を支援するとともに、さまざまな人々が子育てを身近に感じられる場を提供することで、街に開かれたこども園として、新たな地域の魅力と賑わいを創出する。

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