株式会社花まるラボ(本社:東京都文京区 代表取締役:川島 慶)は、子ども向け思考力育成アプリ「Think!Think!」を用いたカンボジアにおける提案事業が、独立行政法人国際協力機構(JICA)の「2017年度第2回 中小企業海外展開支援事業~案件化調査~」に採択されたことを発表した。
思考力育成アプリ「Think!Think!」は、Googleによるアプリ表彰を世界/日本にてW受賞し(*1)、現在世界50ヶ国以上に40万ユーザーを持つ、急成長中の知育アプリ。JICAが毎年2回公募を行なっている「中小企業海外展開支援事業」の採択を受け、同アプリとその知見を活用して、カンボジア王国における思考力教育の導入事業を手がける。
カンボジアでは、主にポル・ポト政権時代に多大な打撃を受けた教育環境の整備、学力の向上が国家の最優先課題となっている。2014年の高校卒業試験の合格率は僅か26%、ハン・チュオンナロン大臣による政策により大幅な改善を見せているものの、未だに人材競争力の強化は喫緊の課題だ。
(*1) Google Play Awards 2017 Best App for Kids部門ファイナリスト / Google Play Best of 2017 入賞
採択事業詳細
調査名:「カンボジア王国におけるアプリ教材「Think!Think!」を用いた思考力教育の導入に関する案件化調査」
概要:国内外で実績のあるアプリ教材「Think!Think!」を用いて、カンボジアの初等教育における生徒の思考力強化を図り、カンボジア王国の開発課題である、“教育の質の向上”に貢献する。
具体的には、モデル校において約40クラスを対象に実証実験を行う他、カリキュラムへの思考力育成授業の導入可能性、教員の育成等も視野に取り組みを行う。
※JICA中小企業海外展開支援事業についての詳細はこちら
https://www.jica.go.jp/press/2017/20171226_01.html