「私塾会館設立」のため私塾会館推進拡大会議を開催

「私塾の歴史資料館」は、11月5日、調布市市民プラザ「あくろす」にて「私塾会館設立」のため私塾会館推進拡大会議を開催した。坂田義勝埼玉県私塾協同組合理事長の挨拶から始まり、「『私塾の歴史資料館』が開設され、今度は『私塾会館』を設立を目指し、今回は立ち上げ式ということで、少しでも具体的な内容を議論したい」と語った。

その後、各支援者から近況の報告や私塾会館設立への意気込みなどの挨拶があり、第二部へと移った。第二部は、須原秀和・須原英数教室塾長による記念講演が行われた。テーマは「ジェークリル」教育の提唱と実践─2020年以降のグローバル教育の時代に向けて─。京都大学時計台記念館国際交流ホールにおいて研究発表を行った内容だ。

記念講演が終わり「私塾の歴史資料館」の佐藤勇治館長は「私塾会館」については賛同者が100名になったら運営委員会を作りたい。その委員会で、私塾会館についての役員を20名ほど決めて欲しいと願っています。今年中には100名の賛同者を得て36,000の私塾人が集える私塾会館を作りたい。今回は、若い人たちに引き継いで欲しい。大手の塾の方々に参加していただき、運営委員会が発足できればいいなと思っております。と思いを話した。

最後に、司会者の松田邦道・学校教育支援調査会会長が賛同者を拡大していくための名称を会場に訊ねたところ全会一致で「推進委員会」に決まった。会場からは、私塾会館についての質問が寄せられ、利用方法や、運営方法について踏み込んだ討議が行われた。

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