都内自治体、困窮家庭の学びを後押し

経済的に苦しい家庭での「学び」を後押しするため、東京都内の自治体で独自に教育資金の支援策を拡充する動きが広がっている。足立区は大学などへの入学金の一部を最大15万円まで助成する。中学生の学習塾の授業料を支援するのは文京区だ。練馬区では中学入学時、入学後の8月に支給していた入学時の学用品代を、来春から進学前の3月に早める。ニーズに応えるため、様々なアプローチを模索する。子どもの貧困が重大な社会問題となるなか、教育格差を軽減し、「貧困の連鎖」を断ち切ることを狙う。

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