国立青少年教育振興機構(東京)の調査で11月2日、「結婚したくない」と考える若者が増えていることが分かった。結婚したくないと答えた20代の未婚者は2015年に17.8%で、08年の前回調査から7.7ポイント上昇。逆に「早く結婚したい」割合は下がり、若い世代の結婚願望の低下を裏付けた。調査は15年12月、20代の未婚者約1600人を対象に実施。08年の調査も同規模だった。15年の調査で「結婚したくない」と答えたのは男性が08年比9.7ポイント高い21.6%、女性が5ポイント高い12.9%。男性の上昇が目立つ。