政府と自民党は2017年度から、経済的に苦しい世帯の私立の大学や短大などに通う新入生に対し、高校の成績が一定の基準を満たすことなどを条件に、毎月3万円を軸に給付型奨学金を支給する方向で調整している。独立行政法人・日本学生支援機構の14年度調査によると、大学生(昼間部)の学費と生活費は、自宅から通う場合は国立で年間109万円、私立で同176万円。これに対し、アパートなどに住む下宿生は、国立で同171万円、私立では同239万円となっている。
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