「タワマン節税」けん制、高層階は増税へ

菅義偉官房長官は10月24日の記者会見で「20階建て以上の高層マンションについて、高層階の固定資産税と相続税を引き上げを、実際の取引価格を踏まえた固定資産税の案分方法をいま検討している。2018年以降に引き渡す新築物件が対象。一方で低層階の税負担を軽くする。今後の税制改正で検討する」と述べた。高層階の部屋は取引価格が高いわりに税金が安く、富裕層の間では節税策として購入する動きが広がっていた。政府・与党は12月にまとめる与党税制大綱に盛り込むことを目指す。

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