日銀が9月26日発表した4~6月の資金循環統計(速報)によると、家計の金融資産残高は6月末時点で1746兆円と前年同月末から1.7%減少した。減少は2四半期連続。円高や株安の影響で、保有株式や外貨建ても含む投資信託などの金融資産が目減りしていることが響いた。金融資産が2四半期連続で減少したのは、リーマン危機後の2009年4~6月期以来だ。昨年末にかけて資産は増加傾向が続いて昨年12月には過去最高となる1783兆円に到達したが、年明け以降は市場が変調をきたして減少傾向に転じた。
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